1913年
45〜46歳頃

田舎の食堂

画家 ピエール・ボナール
Dining Room in the Country / ミネアポリス美術館
室内と庭を扉で分けながら色をまたがせ、生活空間と風景が連続して見える構成を作った。

何が描かれているか

開いた扉の向こうに庭が明るく広がり、室内の食卓、椅子、人物、猫が境目に集まる。
題名は《田舎の食堂》。人物や物の名前だけでなく、画面の切れ方、視線の向き、色のまとまりを追うと、何が強調されているかが分かる。

作品の見どころ

室内と庭を扉で分けながら色をまたがせ、生活空間と風景が連続して見える構成を作った。
近くでは輪郭りんかくと筆触の重なりを、少し離れてからは人物、家具、色面の間隔を見るとよい。写実から離れた部分も単なる省略ではなく、視線の移動と画面の強弱を調整する選択として働く。見える事実と解釈を分けて読むと、作品固有の工夫がつかみやすい。

制作背景

1913年の作品。ミネアポリス美術館の記録を基準に、技法は「油彩ゆさい、カンヴァス」として整理した。制作年に幅がある場合は所蔵先の表記を保ち、単年へ決めつけていない。
原題は「Dining Room in the Country」。ナビ派やジャポニスムという様式名だけで説明を終えず、この時点で何を観察し、どのように画面へ変えたかに注目する。作品から直接読めない心理、関係、象徴は断定していない。

作品情報

材質・技法
油彩、カンヴァス
所蔵
ミネアポリス美術館
位置づけ
室内と庭を扉で分けながら色をまたがせ、生活空間と風景が連続して見える構成を作った。

出典・画像について

出典:ミネアポリス美術館 作品記録2026-09-14 確認)
画像:Pierre Bonnard田舎の食堂》/田舎の食堂 — Pierre Bonnard / Wikimedia Commons
画像の出典 / Public Domain Mark(画像情報:2026-09-14 確認)
Public Domain表示の画像です。扱いは国・地域によって異なります。
間違いを見つけたら、教えてください →
アフィリエイトリンク|このリンクから購入されると、運営者に報酬が入ることがあります。

この画家について本で読む

もっと知りたいボナール 生涯と作品
高橋明也/島本英明 著 / 東京美術
ナビ派、日本美術からの影響、室内や庭の主題を、生涯の流れに沿って図版とともに読める初心者向けの一冊です。
楽天ブックスで見る →